2012年11月23日金曜日

数えられる液体

今朝ヒゲをそった後、アフターシェーブローションを手に取るとこんな記述があることに気がつきました。

“a light lotion”

「a」が付くということは、ええっ「lotion」って数えられる名詞(可算名詞)なんですか?

ローションは決まった形を持たない「液体」だから、水がそうであるように、不可算名詞のはず。この製品は米国出張時に購入したものなので、英語表記は正確と思い込んでいたけど、もしかしたら間違いかもしれない。そうなら「米国人の文法力が劣化している」というタイトルで記事が書けるな。イエイ。

そんなことを思いながら英英辞典で調べてみると…

lotion [uncountable and countable]
a liquid mixture that you put on your skin or hair to clean, soften, or protect it

…間違っていたのは僕でした。lotionは可算/不可算どちらでもいけるそうです。

それにしても、英語ネイティブスピーカーはどういう場合にlotionを可算名詞と認識するのでしょうか?

僕の仮説は、その液体が「容器に入っている状態」を念頭にしている時は可算名詞扱いにするというのもの。
coffeeは基本的には不可算名詞ですが、可算名詞となることもあります。それは…

coffee [uncountable and countable] a cup of coffee:
ex. ) Who wants a coffee?

とカップという容器に入っている状態を話者が想定している場合です。

ローションは容器に入れられていることがほとんどなので、”a light lotion”でOKなのでしょう。

水は、歴史的観点で見ると、容器に入れられず存在してきたので今は不可算名詞扱いです。将来的に「ボトルに入っている」のが常態となると「a water」という言い方が辞書に載るのだろうなあ。



僕が、コレまでに読んだ英語指南書の中で、最も大きな影響をうけたのは「日本人の英語」という本です。

著者は、日本語と英語で最も異なるのは名詞であり、日本人の英語には名詞の間違いが非常に多く、かつ日本人がそれに気づいていないのが問題である、と論じています。

名詞の形態(単数/複数、定冠詞/不定冠詞)に注意することによって、ネイティブスピーカーの思考プロセスに近づくことができるので、英語学習者にはオススメの本です。

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