2010年4月17日土曜日

トイレ有料化で考えた限界費用とアニマルスピリット

ツイッターで「限界費用云々」とツイートしたら、フォロワーから説明を求められたので、はい、ではここで説明します。

限界費用とは、サービス提供を1単位増やした際に「追加的に」発生する費用のこと。追加的といってピンと来ない場合は「新たに」発生する費用と考えるとヨイかな。

あと「限界」という語法に戸惑う人が多いと思うけど、これは英文では「マージナル」といい「とるに足らないほど小さい」って意味です。

▽「単なる」費用
さて、例えば航空会社が乗客に「トイレサービス」を提供する場合、ざっくり言うと以下の費用が発生します。

  1. トイレの設置費用
  2. トイレの清掃費用
  3. トイレットペーパーなどの費用

「トイレサービスにかかる費用」 と言った場合は単純に1+2+3になります。

▽「限界」費用
次にトイレ利用者が一人増えるたびに追加的に発生する費用(限界費用)はいくらか考えてみましょう。

トイレ自体は既に設置されているし、清掃費用はトイレ利用者の多少とは無関係。トイレットペーパーの費用は、確かに増えるでしょうが、大した金額ではないはず。
ということは、はい、トイレサービス提供の限界費用はほとんどゼロということになります。

別の言い方をすると「トイレ利用者が一人でも10人でもかかる費用は同じでしょ」ということです。

…と限界費用に関する説明は以上なんですが、vonxlaさんからの突っ込みで本件の別の見方にも気付きました。

僕の前提は「お客さんから頂くお金は費用をまかなうため」 だったのですが、vonxlaさんのそれは「収益機会をあくまで追求」というものだったからです。

便意は我慢できないので、それを処理するために乗客は必ずお金を払うはずです。
収益機会をあくまでも追求するこの姿勢をアニマルスピリットというのかもしれません。

2010年4月11日日曜日

ハッシュでのツイートが読み切れない

テレビ番組やライブイベントを見ながらツイッターするケースが増えてきました。ハッシュタグという仕組みを使えば、共通の話題として同一タイムラインに表示することが出来るからです。実際僕もハッシュタグを使って番組やイベントに絡んだことが数回あります。

でも、こういうツイートって誰かに読まれているのでしょうか?

人気の番組やイベントだと、ツイート数が多すぎて、僕は読むスピードが追いつけません。一例は先月放送された「激震マスメ
ディア テレビ・新聞の未来
」。沢山ツイートされているという事実は把握できたけれど、僕は読んだ数の10倍くらい見逃したと思います。

また、脊髄反射ではなく、冷静に意味あることをツイートしようとすると、状況は悪化。他人のツイートはもちろんのこと、肝心の番組内容まで把握できなくなるからです。

番組やイベントの主催者は「意見を寄せてください」とツイートを促すけれど、番組内容が伝わらなくなるという点で逆効果なんじゃないかなあ。

「全部を読む/読まれることを期待しない」というのがツイッターっぽい気もします。
でも自分のタイムラインならフォローする人数を増減させることで、流速をある程度コントロールできるけれど、番組の場合、ツイート全部が同一ハッシュタグに集まるので、玉石混淆の度合いが高まってしまうので、うーん、ツイッターっぽくない。

ただ、これは僕の読み書きのスピードが遅いだけという見方も成りたちます。だって、意味ある発言をツイートするヒトも少なからずいるわけですから。

世の中のツイッターユーザーは、ハッシュによるコメントをどういう風に処理しているのでしょうか??

2010年4月4日日曜日

ジオメディアサミットに見た「おもてなし精神」

金曜夜、ジオメディアサミットに行ってきました。

イベント内容は上掲のリンク先を見てもらうとして、ここではこのイベントの運営進行について感心したことを書いておきます。

1)発言時間タイマー
5人が参加したパネルディスカッションでは、パネリスト毎の「発言時間タイマー」が会場スクリーンに映し出されていました。
下の写真、ちょっと見づらいですが、画面最下部の数字がパネリスト毎の発言時間です。

パネルディスカッションでは各パネリストに「手短に」持論を述べることを促すケースって多いですが、実際には「長々と」持論を聞かされるコトってよくあります(よね?)。

僕はそういう場面に出くわすとイライラしてしまいます。「独演会を見に来たのではない。ディスカッションを見に来たのだ」と。

今回のパネリストは終始タイマーを意識していたようで、極端に長尺の発言がなくよかったです。

ただ、一つ残念だったのが、パネリストの一人が発言時間を過度に気にしている感があったこと。「意味ある発言」をタイマーのせいで自制してしまったのでは本末転倒です。タイマーを気にしながらも、パネリストが持論を自由に展開するディスカッションが理想ですね。

2)プロジェクター用ケーブルが二本
パネルディスカッションの後、10組ほどのプレゼンターが次々にプレゼンを行うプレゼン大会がありました。感心したのは、プロジェクター用ケーブルが二本が用意されていて、一本には現プレゼンターのPCを繋ぎ、もう一本には次のプレゼンター用PCを「あらかじめ」繋いでおくという段取り。

複数のプレゼンターが登壇する場合、PCのつなぎ替えでアタフタ時間がかかることがよくありますから、それを防ごうという「意図」が伝わってきました。

ただ、実際には画面解像度の設定に手間取り、アタフタするプレゼンターがいたことが残念。
PCの画面解像度を事前に徹底しておくと更にスムーズになると思いました。

3)情け容赦ないタイムキーピング
2のプレゼン大会。持ち時間は一人5分で、それを過ぎると強制的にプレゼンが終了というルールも、僕はヨイと思いました。このルールの下だと「ホントに肝となること」に集中したプレゼンになるはずですから。

実際に全てのプレゼンがキリッとしまったモノだったかは別の話なんですが、少なくとも主催者の意図と意志は伝わってきたので僕は好感した次第です。

1、2、3どれも、聴衆をお客様とみなし「顧客体験」を最上のものにするコトを目的にしているのでしょう。「おもてなしの精神」にあふれたジオメディアサミット、僕がイベント仕切ることになったら大いに参考にしたいと思いました。

2010年4月3日土曜日

女性誌CLASSYのフリー戦略!?

Wired Cafe六本木店のレジ横に「CLASSY特別ダイジェスト版」があったのでもらってきました。


  • 全32ページ。フルカラー。
  • 内容は記事&広告。
  • 記事:広告比は約2:1。
  • そして値段は、無料

帰宅して考えたのは、このダイジェスト版の制作意図は以下のどちらだろう、ということ。

  1. 有料版を買ってもらうため(ダイジェスト版単体では赤字)
  2. ダイジェスト版だけで儲けるため (ダイジェスト版単体でも黒字)

当初思ったのは、雑誌の場合「無料の立ち読み」が「有料の購入」を誘発するので、わざわざダイジェスト版を作る必要はない。つまり「1」ではなく「2」だと。

けれどダイジェスト版を見てみると有料版の購入を促すような記述が散見されます。だとすると「1」なのかなという気もしてきます。

あるいは、目的は「どちらか一つ」ではなく「1も2も両方」なのかもしれません。

今回、僕は無料ダイジェスト版をはじめて見てビックリしたのですが、これって女性誌では頻繁に行われている戦略なのでしょうか?それとも話題の「フリー」に刺激を受けた出版社の新たな試みなのか?

ともあれ、CLASSYダイジェスト版の動向、そして各社のフリー戦略は継続してウォッチしていこうと思いました。

2010年4月1日木曜日

コメントはツイッターで

友人から「なぜこのブログにはコメントを付けられないのだ!?」と質問(詰問?)されました。

理由は「炎上を避けるため」なんですが、各エントリーへはツイッターへの投稿リンクをつけたので、そちらからのコメントは歓迎です。

ではでは

「第二の野球」に出会ったら

もし、この世界に野球がなかったら。 その世界に生まれた人は野球というゲームを考えつくだろうか? No、なんじゃないかな。 ボクシングとかサッカーは、それがない世界に生まれても、考えつく可能性は高いと思う。「殴り合う」とか「ボールを蹴ってゴールに入れる」というのは直感的だから。けど...