2013年1月13日日曜日

趣味みたいな勉強

ヒロシは「趣味みたいなこと」を勉強していれば済むのでイイなあ〜。

シェフィールドにて。1994年頃

僕は1992-1994年、イギリスのシェフィールド大学へ留学しました。冒頭の言葉は、留学先で知り合ったシンガポール人から言われたものです(もちろん英語で)。

僕の留学は、日本で通っていた大学からの派遣留学であり、学位取得を目的としたものではありませんでした。また、留学先での専攻は「政治学と社会学」で、彼の目から見るとそれらは実益に直結しない「趣味みたいなこと」だったようです。

(実際は、政治学と社会学をネタに「英語そのもの」を勉強していたようなものなので、趣味の勉強さえまともに出来ていかったのですけど…)

シェフィールド大にはシンガポールから多くの留学生が来ていました。彼らが専攻していた科目は、法学、経営学、各種工学という「社会ですぐに使える学問」で、いわゆる社会・人文系の学部を専攻している学生は皆無でした。

あれから約20年の月日が流れた今日。
シンガポールはアジアの中心になり、日本は世界の中での存在感を薄めています。
あのシンガポール人の目には今の日本はどう映っているのでしょう?

「趣味みたいなこと」を勉強していた男の国だから、競争力低下も当然と思われているか。あるいは、日本のことなど全く気にしていないか…。

僕は、それを大学で学ぶべきかどうかは別として、実益に直結しない「趣味みたいなこと」にエネルギーを費やすものアリだと思っています。

スティーブ・ジョブズはタイポグラフィを勉強し、それが後に、Macintoshへのプロポーショナルフォント搭載につながったのは有名な話です。

ただ「趣味みたいなこと」の勉強を一般論で正当化しても、僕自身が世に役立つ成果を出さないと空虚な寝言にしかならないは事実なので、はい、もっと精進します。

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