友人達と制作しているポッドキャスト「ブックナビおすすめの一冊」がiTunesStoreのおすすめに掲載されました。いつまでオススメとして掲載されるかは分かりませんがリスナー数は一時的には増えるでしょう。
これまでのリスナーは関係者が主で「ブックナビのメンバーが話している」ということだけで番組を聴いてもらえたのですが、第三者の目はもっとシビア。
そう、内容が退屈だと登録解除されてしまいます。
というわけで、ポッドキャスト制作のヒントを探したらMashable内にありました。
Small Business Podcasting: 7 Tips to Grow Your Listener Base
この記事の著者Mignon Fogartyといい、自ら制作する「Grammar Girl’s Quick and Dirty Tips for Better Writing」でiTunesStoreの2007年BestPodcstingを受賞した実績があります。記事は、スモールビジネスの経営者がポッドキャスティングをビジネスの成果に結びつけるためのヒントを7つ上げたもの。
ブックナビのポッドキャストはビジネス目的ではないのですが、参考までに、7つの点をどれだけ達成しているか見ていきます。
1. Evergreen Content
直訳すると「常緑のコンテンツ」、意訳すると「時間が経っても色あせないコンテンツ」を作ろうということです。例えば、内容が時事問題に関するものだと、来年の今頃は聴く価値のないものなってしまいますが、教育系・ハウツー系だと、数年後も聞く価値のあるものとして残ります。
Mignonは言います…
数ヶ月前、iTunesのポッドキャスト上位200個を分析したところ、65%は既に知名度の高い個人や企業によって制作されたモノでした。このように成功を約束されていない(※残りの35%の)ポッドキャストを調べてみると、その80%は常緑コンテンツ(外国語レッスン、セックスのヒント、時期に関係なく楽しめるストーリーなど)を提供するモノでした。常緑コンテンツは、独立系ポッドキャスターがリスナーを獲得するのに最も効果的なコンテンツです。
ブックナビおすすめの一冊は、この点はクリアしていると思います。内容が書籍の紹介なので、紹介した本が絶版になるまではリスナーの書籍選択・購入のヒントとなるはずですから。
2. Plant a Tree, Not Pansies
パンジーのように一度きりしか咲かないものではなく、樹木のように毎年実を実らせるコンテンツを作ろうということです。独立系ポッドキャストを調べてみると、過去コンテンツが新規ダウンロードの70%を占めていたそうです。
ポイント1との違いがイマイチ不明確ですが、例えば「ランドセルの選び方」というコンテンツは毎年決まった時期に聴かれるはずなので、そのようなコンテンツを増やそうという事なのかもしれません。
ブックナビおすすめの一冊には季節感がないのでこの点は出来ていませんね。毎年9月には「敬老の日に読む一冊」を紹介する等の企画がヨイかもなあ。
3. Water Regularly
定期的に水をあげよう、つまり、定期的に更新しようというのが三つ目。更新頻度は週一回で十分と言います。
ブックナビおすすめの一冊は、新館引越し後は、週一更新のペースを守っているのでこの点はクリアです。
4. Grow Your Platform
有名人は既存ファンをベースにポットキャストを始めますが、無名のビジネスマンの場合、話は逆で、ポッドキャストでファンベースを作ろうというのがポイントの四つ目。
Mignonのサイトは、マクミラン出版から援助を受けていて、サイト上で紹介するポッドキャスターには書籍出版の話が舞い込むのだそうです。
ブックナビおすすめの一冊は、この点は全然出来ていません。理想状態は、ブックナビクラブのメンバーが番組に出演することで、勤め人の場合は転職に成功する、フリーランスの場合は新規顧客獲得に成功ことかな。
でもそのためにはリスナー数を増やさなくてはいけませんね。
5. Don’t Be Afraid to Prune, Repot or Trash Your Podcast
制作したポッドキャストが狙った効果を生まない場合、方向転換したり止めることをためらうなというのが五つ目のポイント。Mignonも上述のGrammer Girlがヒットする前は別分野のポッドキャストを制作していたそうです。
ブックナビおすすめの一冊の場合、メンバーの楽しみ(or 僕の楽しみ)で制作しているので、そもそも目的というのが不明確。なのでこの点は出来ているのかどうか判断できません。
僕の本音では、スポンサーについてもらって、そのお金で半期に一度くらい飲み会ができたらなあと思っています。他のメンバーはそこまで考えていないようですが…。
6. Follow the Light
できるだけ多くのチャンネルでポッドキャストを配信しようというのが六つ目のポイント。Webページ上で番組を再生する人が増えているという調査結果もあるので、Webページ上でも聴ける状態にしておくべきだそうです。
ブックナビおすすめの一冊の場合、iTunesストアには登録済み、サイト上にもプレイヤーを埋め込んであるのでOKです。あとはポッドキャスティングの各種ポータルサイトに登録すれば完璧かな。
7. The Fruit
ビジネスの現場では、ポッドキャストは「費用の一部」にと見る向きもありますが、ポッドキャストは「売上げを産む」ことができることも忘れないように、というのが7つめのポイント。
米国には、ポッドキャスター向けの広告ブローカーがいるそうで、彼らを上手く使えば、広告主を見つけたりスマホアプリを開発したりできるそうです。
ブックナビおすすめの一冊の場合、旧館時代はフィンランド航空にスポンサーについてもらってムーミンストラップを景品として支給してもらっていました。発送の手間が面倒で新館に引っ越してからはやめてしまったのですが、スポンサーを付けたいなあという気持ちは残っています。
*
というわけでブックナビおすすめの一冊には、出来ている点もあれば出来ていない点もありますが、目的が当記事の想定読者とは異なるのでしょうがないですね。
ただ、内輪受けで終わらせず、第三者に満足してもらえる内容にしていく気概は120%であることを最後に表明しておきます。

0 件のコメント:
コメントを投稿