BBCのサイトで、血液型にこだわる日本社会が取り上げられています。
Japan and blood types: Does it determine personality
既知の事柄も多かったですが…
- 血液を分類する方法は32種もある(ABOだけではない)。
- 血液型別コンドームが売られている
- 日本軍は、兵士の血液型を参考に部隊編成をしていた。
…などなど、記事中には僕も知らなかった事実が幾つか載っていたので面白かったです。
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さて、僕自身が留学した経験からも言えますが、イギリスでは血液型が話題になることはありません。血液型と性格を結びつけることはナンセンスというのが基本的な彼らの立場です。実際日本にも、血液型による性格判定には意味がないという論者もいます。
しかし僕は「あえて」言おうと思います。血液型性格判定には意味がある、と。
僕は血液型は「自己暗示」だと思っています。日本社会では血液型が話題になることが多いので、そういう環境で育つと、通説と自分との共通点が強化されて、いつのまにか通説にそった性格に育ってしまうというのが僕の仮説です。
実例があります。
僕の友人に几帳面で慎重な男がいます。海外旅行で安宿に泊まると、寝る前にはドア脇に空き缶を重ねて立て、就寝中、悪党が部屋に侵入しようとしたら音が鳴る仕掛けを施す慎重さです。
そんな彼は、機から見ると典型的なA型で、彼自身もA型だと言っていました。
しかし、何かの機会に再度血液型を調べてみると「O型」だということが判明したのです。
これは「自分はA型」と信じて育つと「几帳面で慎重」という通説通りの性格になってしまった好例ではないでしょうか。
この話をFacebookに投稿したところ、友人から「バーナム効果」という現象を教えてもらいました。誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理現象だそうです。
血液型に関する通説を信じてしまう日本人の性質はバーナム効果で説明可能でしょう。そして通説を信じた者が「そのように振る舞う」ようになるのも不思議ではない気がします。
前述のBBC記事にコメント欄があったらこの仮説を書き込むのだけどなあ。
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